根管治療のプロフェッショナルによる
成功率90%の「米国式」根管治療
根管治療は「1回目」が肝心です。
- 「歯内療法」の専門家が在籍
- 「マイクロスコープ」による精密治療
- 「ラバーダム」で再感染防止
- 「レーザー」で殺菌
〜セカンドオピニオンにも対応しています〜
お問い合わせ・ご予約03-3682-1007
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
09:00 ~ 13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | / | / |
14:00 ~ 18:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | / | / |
「平井駅」徒歩2分
根管治療は「1回目」が肝心です。
〜セカンドオピニオンにも対応しています〜
虫歯が歯の内部の「神経」まで進むと、ひどい痛みを引き起こします。このとき「神経」を取り除く「根管治療」を行うと、痛みは治まります。しかし、神経を取り除いたはずの歯が再び痛くなった経験はありませんか?
東京医科歯科大学の調査では、根管治療を行った歯の50%〜70%に、ふたたび膿が溜まっていたそうです。つまり、日本で根管治療を行った歯の半数以上で炎症が再発していたということです。
その理由は、患部からしっかり虫歯菌を取り除けておらず、細菌が再び増殖してしまうからです。
神経を取れば、虫歯の痛みを和らげることはできますが、神経はむやみに取ってよいものではありません。
神経を取ると、歯の寿命が短くなってしまうことをご存じでしょうか。
歯の神経には、歯に栄養を与えるという重要な役目があります。神経を失うということは、栄養も失うということも意味します。栄養を取り入れられなくなった歯は時間の経過と共に弱くなります。炎症が再発すると、弱くなった歯を再び削ることになります。弱くなった歯は、いずれ割れてしまうでしょう。
根管治療は、何度も繰り返せる治療ではありません。最初に成功率の高い治療を行う必要があります。
日本の根管治療の成功率は、高く見積もってもせいぜい50%程度です。
これに対して世界ではどうでしょうか。実は、欧米では90%を超える成功率があります。世界的には根管治療の成功率を上げる治療法や器具は開発されているのですが、日本では保険診療の制約で、欧米で当たり前のように使われている技術や器具を使うことができず、大きな差をつけられてしまいました。
当院では、これらの技術や器具を積極的に取り入れ、欧米に匹敵する成功率のある「米国式」根管治療を提供しています。
「米国式」根管治療には、次のような特長があります。
さらに、歯科用レーザーなどを導入し、成功率を高める取り組みをしています
当院の根管治療について、以下、詳しくご紹介します。
当院には根管治療のプロフェッショナルともいえる、「歯内療法」の専門家が在籍しており、根管治療の難症例を数多く成功に導いています。
根管の治療についてお悩みの方は、安心してご相談ください。
東京歯科大学 卒業 | |
歯学博士(歯内療法学専攻) |
根管の形状は複雑で、狭いところは直径1mmもありません。こんな根管から、細菌に感染した組織をきれいに取り除くのは、かなり困難な作業です。しかも、日本国内の多くの歯科医院ではこの作業を「肉眼」で行っています。これではやはり限界があり、日本の根管治療の成功率が低い理由のひとつにもなっています。
当院では、歯科専用の顕微鏡「マイクロスコープ」を用いて、拡大した視野の下で治療を行います。以下の画像は、マイクロスコープで見た患部の様子です。肉眼に比べてどれだけ精度の高い治療ができるか、お分かりいただけると思います。
根管は歯の中にあるので、肉眼で見ることはできません。根管の形を知るためには、X線による検査が必要です。X線検査といえば、「レントゲン」が有名ですが、当院では「CT」を使って検査をします。2次元で撮影するのみのレントゲンと異なり、「CT」はお口の周囲を回転しながら撮影し、立体的で鮮明な画像が得られます。
次の画像は、同じ患部をCTとレントゲンで撮影した画像です。
左の写真がCTで、右の画像がレントゲンで撮影したものです。
赤丸で囲んだところには、黒い影が見えます。ここには炎症が起こっているのですが、右の写真には影がありません。
つまり、レントゲン写真だけで診断すると、この炎症は見逃されてしまう可能性が高いということです。気がつかない間に炎症は悪化し、抜歯することになったかもしれません。当院は、このようなことを防ぐために、CTによる診断を徹底しています。
根管の炎症を引き起こすのは、虫歯菌です。根管の中を無菌状態にできるかどうかが、治療の成否を分けます。
いちばん注意しなければならないのは、唾液の浸入です。唾液には多くの細菌が含まれています。根管内をどんなに殺菌消毒しても、ほんのわずかの唾液が入っただけで、再発の原因となってしまいます。
そこで、当院では「ラバーダム」という器具を使います。ラバーダムはゴム製のシートで、治療する歯だけを残し、お口全体を覆ってしまいます。これにより、唾液を完全にシャットアウトし、無菌状態を保ったまま治療が行えます。
ラバーダムを利用することで、根管治療の成功率は劇的に向上します。米国では、ラバーダムをせずに根管治療を行うと歯科医師免許が取り消されるほど重要な治療器具なのですが、日本国内ではほとんど利用されていません。
当院の根管治療では、ラバーダムを必ず使用します。
感染した神経組織を取り除くには、「ファイル」というヤスリのような器具を使います。
一般的な歯科医院ではステンレス製のファイルが使われますが、ステンレスファイルは固く、複雑な形をした根管にはうまく入らず、中の神経組織をうまく削り取れないことがあります。これに対して、「米国式」では「ニッケルチタン」製のファイルを使います。ニッケルチタンファイルは柔らかく、根管の複雑な形にフィットし、感染部位を取り除けます。
当院では、歯科用レーザー装置を治療に積極的に利用します。
レーザーの光には、強い殺菌効果があります。根管の中をレーザーで照射することにより、より効果的に患部を殺菌することができ、根管治療の成功率が高まります。また、レーザーの光には、歯質を強化する効果もあり、予後が良好になります。
感染部位を取り除いた直後、根管内には細かい削りカスが散らばっています。これらの削りカスにも細菌が付着しているのですが、すべてを取り除くのは非常に困難です。削りカスを残したまま治療を終えてしまう歯科医院もあり、これも、根管治療の成功率が低い一因になっています。
当院では、「EDTA」「次亜塩素酸ナトリウム」などの、殺菌力の高い薬剤で根管内を洗浄します。削りカスを溶かして洗い流し、根管内を無菌にすることで、成功率が向上します。
神経を取り除き、殺菌洗浄をしたら、空洞になった根管の内部に「充てん剤」を詰めていきます。
一般的には「ガッタパーチャ」というゴム製の充てん剤を詰めていきますが、ガッタパーチャと歯の間にはすき間ができやすく、細菌が侵入して、再発の原因となってしまいます。
当院では、「MTAセメント」という充てん剤を使います。MTAセメントには次のような特徴があります。
これらの取り組みによって、当院の根管治療は欧米に匹敵する成功率を実現しています。
歯の根に炎症が起こると、通常の根管治療では対応できないことがあります。
また、神経を失った歯はもろく、弱くなってしまい、歯茎の中で割れてしまうことがあります。
このような状況になると、多くの歯科医院では「抜歯」を行います。
しかし、当院では次のような治療法や術式で、抜歯せずに治療できることがあります。
歯の根の先端に炎症が起こり、膿が溜まってしまうと、通常の根管治療では対応できず、抜歯を宣告されることがあります。
しかし、当院では「歯根端切除術」という術式で、抜歯をせずに治療できる場合があります。
歯根端切除術では、歯茎の外側を外科的に切り開き、歯の根の先端ごと膿の袋を取り除きます。取り除いた後の空洞は血液で満たされ、時間の経過と共に再生した骨で埋められます。
歯茎の中で割れてしまった歯は、一般的には抜歯することになります。
しかし、当院では「破折歯牙再植術」という術式で、抜歯せずに治療できることがあります。
破折歯牙再植術は、割れてしまった歯をいったん抜いて修復し、元の場所に戻す治療法です。
冒頭でもご説明したとおり、根管治療は、最初が肝心です。最初に成功率の低い治療を行ってしまうと、将来的に歯を失うリスクが高まります。
そのため、神経を取ると宣告された場合は、どのような治療法で成功率を高めているのか確かめることをお勧めします。
当院では、セカンドオピニオンにも対応しています。
セカンドオピニオンのご相談の際も、マイクロスコープで歯の中の様子を撮影し、その様子をご覧いただきながらご説明させていただきます。
お気軽にご相談ください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。