抜いてしまった歯は、元に戻せません
当院は、歯を抜かない治療にこだわります。
- 重度の虫歯を治療する「エクストリュージョン」
- 歯周病で溶けた骨を治す「歯周組織再生療法」
- 歯の根の病気を治療する「歯根端切除術」
- 歯茎の中で割れた歯を治す「破損歯牙再植術」
〜セカンドオピニオンも歓迎します〜
お問い合わせ・ご予約03-3682-1007
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「平井駅」徒歩2分
当院は、歯を抜かない治療にこだわります。
〜セカンドオピニオンも歓迎します〜
多くの歯科医院では、次のような症例を治療する際、抜歯をすることを選択します。
抜歯の後、一般的にはインプラントや入れ歯の治療に進みます。しかし、これらの治療法は患者さんに大きな負担がかかります。また、治療技術は進歩しているとはいえ、ご自身の天然の歯を上回るものはありません。
抜歯は「最後の手段」であるべきです。現実的には抜歯を避けられないケースはありますが、当院は可能な限り歯を抜かずに治療することを心がけています。
以下、具体的な治療法をご紹介します。
※このページで紹介する治療法は、すべての症例で適用できるものではありません。症状によっては抜歯を避けられないケースもあります。
右の写真のように、虫歯が進行して歯が崩壊してしまうと、一般的には抜歯することになります。虫歯の治療では、歯を削ってから被せ物を装着しますが、ここまで崩壊してしまった歯では、被せ物を固定する部分が残っていないためです。
当院では、このような症例でも「エクストリュージョン」という治療法で、抜歯せずに治療できることがあります。エクストリュージョンは矯正治療の一種で、歯肉に隠れた歯の根の部分を外側に引き出し、被せ物を支える土台を作ります。
歯周病が悪化して、歯を支える骨が溶けてくると、歯がグラグラしてきます。この段階になると、抜歯を検討する歯科医院も少なくありません。そうでなくても、時間の問題で歯は自然に抜け落ちてしまうでしょう。
しかし、支えとなる骨を再生し、歯を安定させることができれば、抜歯の必要はありません。
当院は「歯周組織再生療法」という治療法で、歯を支える骨を再生させることに取り組んでいます。
以下、具体的な治療法をご紹介します。
「エムドゲイン」と「リグロス」は、骨の再生を促進する特殊なたんぱく質を含む医薬品です。骨が失われた部分にこれらの薬品を塗布すると、個人差はありますが、およそ数ヶ月〜1年ほどで骨が再生します。エムドゲインは自費診療となりますが、リグロスは健康保険が適用されます。
次の動画をご覧ください。エムドゲインが骨を再生させる様子がわかります。
歯周病を治療すると、失われた骨や歯肉は徐々に再生していきます。あまり知られていないことですが、実は骨にも自己再生する力があります。しかし、ただ待っていても骨の再生は望めません。歯肉は骨よりも早く再生するため、本来骨が再生するべき場所を歯肉が先に埋め尽くしてしまい、骨の再生を阻害してしまうからです。
この問題を解決する治療法が「GTR法」です。骨が再生すべき部分を「メンブレン」という人工の薄い膜で覆うことで、歯肉に邪魔されることなく骨が再生します。
歯の根の先端に炎症が起こり、膿が溜まってしまうと、標準的な根管治療では対処が難しくなり、抜歯を宣告されることがあります。
しかし、当院では「歯根端切除術」という術式で、抜歯をせずに治療できることがあります。歯根端切除術では、歯肉を外科的に切開し、炎症を起こしている歯の根と膿の袋をまとめて取り除きます。除去した後の空洞は血液で満たされ、時間の経過とともに再生した骨で埋められます。
歯茎の中で歯が割れてしまうと一般的には抜歯をすることが多いのですが、当院では「破折歯牙再植術」という術式で、抜歯せずに治療できることがあります。この術式では、損傷した歯を一度抜いてから修復し、その後、元の位置に戻します。
適用可能なケースは限られますが、抜歯せずに治療できる可能性はあるので、お気軽にご相談ください。
かつては抜歯を避けられなかった症例に対しても、抜歯をせずに済む治療法が次々と開発されています。
しかし、このページで紹介している治療方法は、多くの歯科医院で広く提供されているわけではありません。
当院は、セカンドオピニオンも歓迎いたします。
現在通院している歯科医院で抜歯を宣告された場合は、抜歯する以外に方法はなかったのか確認することをお勧めします。
もしかすると、抜歯をせずに治療できる可能性が残されているかもしれません。
どうぞお気軽にご相談ください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。